■ 冬は「濃い汗」と「蒸れ」でニオイ倍増! ■
冬の汗は夏の汗よりもニオイがきつくなりがちです。その理由は、汗の「質」にあります。
冬は夏よりも発汗量が少ないので、汗腺のろ過機能が衰える傾向に…。
そのため、体内の脂肪酸や乳酸、アンモニアなどを多く含んだ濃度の高い汗になりやすいようです。
これらの汗の成分は、雑菌のエサとなるので、菌が繁殖し、ニオイの発生源となります。
また、冬は厚着をするので、蒸れてニオイが濃縮されることになります! さらに、衣類に汗やニオイが付いたとき、
その都度洗うことができればいいのですが、ニットやジャケットなどは なかなかそうもいきません。
家で洗えない・洗いにくい衣類が多い冬は、常に衣類がにおう事態を引き起こしやすいのです。
■ ニオイの対処法 ■
自分で気づきにくい「ニオイ」は皮脂成分が酸化されることで発生します。
常在細菌の代謝によって発生するわけではないので、消臭成分の配合された防臭効果のあるボディシャンプーを使ったり、
ボディペーパーで皮脂をこまめに拭き取ったりするとよいでしょう。
毎日の入浴時には、背中の洗い残しがないように注意することがポイントです。
なかなか洗濯できない冬用の衣類などにはニオイが蓄積しやすいので、衣類用の消臭スプレーを使用するとよいでしょう。
・毎日必ずお風呂にはいり、防臭効果のあるボディウォッシュを選ぶ(背中の洗い残しに注意)
・こまめにボディペーパーで皮脂を拭き取る
・洗濯できないジャケットなどに臭いが蓄積しないよう、衣類用消臭スプレーを使用する